キリオの日記

勇気と博愛、そして希望を胸に満帆、感謝と幸福を感じながら生きることを今、ここに誓います

ハグプリ45話 感想

ハグプリ45話

『みんなでHUGっと!メリークリスマス☆』の感想です。

 

タイトルもとうとうHUGっと、入っちゃいましたね~

これで過去作も含めて今あるプリキュア

タイトル回収完了したって感じでしょうか

 

45話は今までの中でも特に

復活や再生といったテーマが強く強く押し出されているように

感じました。

 

さて、今回の内容は

風邪のサンタさんの手助け

ジェロスさんの浄化

です。

 

サンタさんの手助けで

はなちゃんとえみるちゃん、ドクタートラウム

クリスマスプレゼントを配って回るシーンがあるんですが

その中で

クリスマスイブなのにパパとママがいなくて泣いている女の子を励ますところで

なぜか泣いてしまいました。

 

なぜでしょうね。少し考えてみたんですが

キリオも子供の頃、父親が名古屋に単身赴任していて

ずっと会いたいのに会えない頃があってそれを思い出したからかなって思います。

ずっと忘れていたんですが、この女の子をみて無意識に共感して思い出してしまったんでしょうね。

 

そして、このシーンのトラウム博士の悲しいことだけど

自分ではどうすることもできない悔しさ、悲しさがにじみ出た表情が

素敵だなと思いました。彼もやっぱり根は優しくて良い人なんでしょうね。

 

はなちゃんを見習ってキリオも

寂しそうにしている人がいたら励ましてあげるくらいはしてあげたいと思いました。

 

 

ジェロスさんの浄化シーンでは

これまた大人の耳には痛い

「年を取るとかわいがってもらえなくなる」などの心の叫びが出ていましたが

タクミとジンジンの年をとっても仲良くしましょうという説得のおかげで

浄化完了。

 

じいちゃん、ばあちゃんになっても仲良くしつづけられる

人間関係なんて素敵ですね。キリオもそういう関係を育んでいきたいと思いました。

 

 

最後のほうでは

タクミとジンジンがジェロスに売れ残りのケーキを持ち寄るシーンがありましたが

あれも粋なシーンですねぇ。

 

ジェロスがそのケーキが売れ残りであることを聞いたのに対して

タクミとジンジンはそれでもケーキはおいしいですよって答えるんですね。

 

女とケーキは24を過ぎたら、もうダメ、売れ残り」という言葉があるんですが

(女性は24歳を過ぎたらおばさん、ケーキはクリスマスを過ぎたら誰も買わないから)

これに対するアンタイ的発想だなと思いました。

 

誰かが決めた期日、年齢を過ぎようが

その人の本質や価値は変わらないということですね。

 

 

今回はルールーちゃんの作る”ママの復活カレー”で復活する親子関係も

そうですし

元クライアス社員やオシマイダーの素体にされた人たち、ケガしてしまったアンリ君も含め、みんな集まって

クリスマスパーティを開いていたこと

 

復活や再生のテーマが強く押し出されていますね

 

一度失敗しても、未来に絶望したり、悲しい気持ちになっても

また歩みだせる、復活できるということ

年末に教えてもらえたような気がします。

 

キリオ自身も

高校を卒業できなかったり、彼女にフラれたり、仲の良かった友達とケンカ別れして

しまったりして失敗も多い人生なんですが、

そこからだって

やりなおして幸せになれるんだって感じる事ができました。

 

 

さて、来週は特番のためハグプリはおやすみのようですね。

いろいろと大変なアニメ業界だそうですが

少しでもホワイトになるように年末くらいはゆっくりリフレッシュしてほしいです。

 

次回のハグプリは

クライ社長登場ですね。ハグプリのラストがどのように持っていくのか、

特にクライ社長の信念・思想がどうなるのかに注目です。