キリオの日記

勇気と博愛、そして希望を胸に満帆、感謝と幸福を感じながら生きることを今、ここに誓います

BANANA FISH アニメ 感想

BANANA FISH (アニメ)の感想です。

bananafish.tv

今期も面白いアニメはたくさんありましたが、

その中でもBANANA FISHは毎週、再生ボタンを押すのを

すごく楽しみにしてきました。

 

この作品は別冊少女コミック

1985年5月~1994年4月までの間

吉田秋生先生によって連載されたマンガが原作です。

 

こんなにハードでシリアスな内容なのに少女漫画だったんですね!

 

確かにキャラクターたちはみんな美形でかっこいい人ばかりなんですけど

話が厳しすぎるというか、人によっては一生のトラウマレベルになるかもしれないような話も多々あったので驚きです。

 

 

 

さて、内容と感想に移りますが・・・

 

キリオの全体を通して

最も印象に残ったのは

 

ショーター・ウォンの死です。

 

これエグいですよねぇ。ほんと…

 

 

ショーター、すごい良い奴でアッシュとも仲いいのに、

姉を守るためにゴルツネらに捕まって

BANANA FISH を投与される…

 

その後は薬の力で洗脳され

英二を殺すように命令され、必死に抗いながらも

止まらず

とうとうアッシュに殺されてしまうという…

 

エグすぎやろ!ホンマ!!!

 

この話見た後の数週間、

キリオはショックのあまりショック状態になってしまいました(ボキャ貧)

 

ただ、それと同時に

最近のアニメは一見ハードと思わせて最後は甘ったるい話とか

人はバサバサ死ぬけど、単なるパニック恐怖物の範疇を超えないものなどが多い中で、

 

これ程までに

敵組織の残酷性・残忍性を示しつつ、

キー・アイテムのバナナフィッシュが人間では絶対に抗えないものであることを示し、

主人公アッシュに過酷な運命を与えるという

 

ただ悲しいだけではない

意味のある残酷なシーンっていうのは

他のアニメではなかなかないなと思いました。

 

エグイシーンやヤバイシーンを意味のある形で

且つ

真に迫る、精神的にくるような効果的な方法であるという点で

BANANA FISH は傑作だと思います。

 

 

こんな感じの作品なんで

毎週、緊張感をもってこのアニメを見ることができました。

制作者の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

さて、BANANA FISH を通して

キリオが学んだことですが、

それは

 

危険な人たちと関わっちゃいけないということです。

 

ラストで英二は

アッシュは自分よりもずっとすごい人間であるが

過酷な運命から守ってあげたいと思い続けていたということを

手紙を通して告白しましたけど、

 

僕はやっぱり危険な人たちと関わり合いになるのは怖いと思いました。

(昔、ヤンキーとかヤクザに憧れてた時期がほんの一瞬だけどありましたが…)

 

アッシュはもちろん良い奴だと思いますし、為れるなら友達にだって為りたいです。

 

だってね、

英二はなんだかんだ言ってスーパー・ハイスペックなんですよね。

棒高跳びがうまかったり、顔がよかったり、めちゃくちゃ心が清らかだったりね。

 

だからこそ、生き延びれたわけなんですけど

これがキリオだったらすぐ死んでますよ。

 

ので、キリオは

これからも海外に行くことがあっても国内でも

ヤバイ人と直接に関わってはいけないなと思いました。

 

いいとこ募金と周知活動が限界です。

 

英二は本当にいい奴ですよ。ホンマ。

 

 

 

吉田秋生の作品がまたアニメ化されたら

観てみようと思います。

BANANA FISH 面白かったです。おすすめ。